憧れの玉川堂。
鎚起銅器(ついきどうき)の日本の最高峰とも言われるブランド。
茶器や酒器や花器の渋いデザイン中心だった時代から、
最近は現代のテーブルに似合う、おしゃれなデザインも。
一枚の銅を熟練の職人さんが「カンカン」叩いてこんな形状のものまで
作ってしまうのだからそれは相当な技術です。
惚れ惚れする形状です。
「enn(えん)」シリーズには色が2種類あって
「紫金色(しきんしょく)」と「銀色(ぎんいろ)」
●紫金色・・・黒のような青のような焦げ茶のような渋い色。
●銀色・・・・・柔らかいシャンパンゴールドのような色。
洋食器に調和してテーブルウエアに馴染みそうなので「銀色」を購入しました。
サイズは3サイズあって、価格は一流価格 (;゚д゚)ゴクリ
●400ml・・・55,000(税抜)
●600ml・・・60,000円(税抜)
●900ml・・・65,000円(税抜)
※写真は900mlタイプです、1回で3-4人分使えます。
2020年現在価格は消費税もUPしより高騰していました。詳しくは公式ページを!
値段が値段なので、 欲しいと思いつつ10年考え、よし買うぞ!と決めてからも
どのサイズにしようかと数ヶ月悩んでやっと決めたもの。
百貨店でも全種類揃っていないから、アチコチハシゴしても結局実物を
確認することはできず通販で想像しながら決めました。
玉川堂は百貨店での取り扱いとなり、公式ショップでもこのデザインは紹介されていない
わたしが買い求めたときは、通販では楽天のみで販売しておりました。
ちょうど貯めていた楽天ポイントを使って購入できたのも幸運でした。
しかし現在はお取り扱いがなくなってしまいました。やはり百貨店と公式ページ限定になったんだと思います。
高価なものですが、陶器とちがって割れない!
ならば一生ものになる!ならば早く手にして
長く愛用したほうがお得なんじゃないかと。そう思いました。
使ってみると、持ち手の握りやすさやと注ぎやすさに感激しました。
たっぷりも注げ、ゆっくりも注げ、最後の一滴までキレイに注げる「美しい」ポットです。
熱湯を注ぐと熱くなる茶器の蓋はしっかりストッパー機能がついており、細部まで非常にキレイなんです。
ひっくり返しても蓋が落ちない(さずがです!)
ただし、注意事項があります。
銅製品は洗いっぱなしにし水がついたまま放置するとシミや変色をします。
だから使ったあとは早めに洗って、きちんと拭くことが重要です。
内側は錫が塗られているので、水には強く多少は水気が残っても問題ないようですが
長期使用しない場合はキチンと拭いて湿気の少ない場所で保管すること。
金属タワシやクレンザーはNG。
塩分や酸気にも弱くサビと緑青(ろくしょう)も発生するので
とにかくいつも拭いて乾拭きしているのがキレイに長く使える秘訣。
壊れたり、変色しても、修理はメーカーがキチンと対応してくれる。
万が一でも大丈夫の一生ものです。ただ・・・修理もそれ相応の値段がかかると思います。
内側の茶こしは一見茶葉が引っかかって詰まりそうにみえますが
すごくスムーズにお茶が注げます。
紅茶、緑茶、焙じ茶、玄米茶でも試しましたが大丈夫!スムーズです。
ズボラな私はいつまでキレイに使い続けられるかそこが少し不安です(笑)
スボラな人はステンレスの茶器がむいてるかも。
割れないし錆びにくいし。
ただ、銅はお湯を柔らかくまろやかにする性質があり、熱伝導がよく茶葉がよく蒸れ、香りを引き立ててくれる。
つまり美味しいお茶が楽しめる茶器なんだ。
きちんとお手入れできる人が買うべき茶器だと思いました。
ちなみに、3-4ヶ月経過した、商品の状態はこんなです。
水滴ジミが少しできてしまいました。
これは私がきちんと拭かなかった証拠です(汗)
表面は洗ったらすぐに拭いていたので綺麗なままです。
わたしが購入したときは「楽天通販」で購入することができましたが、申し込んでから、2-3ヶ月待ちました。
申し込むと連絡が来て、在庫が無いため3ヶ月ほどかかると言われ
それを承知すると、また出来上がる頃にお電話くださりました。
2020年、現在楽天通販では玉川堂のお取り扱いがないようです。
また、わたしが購入できたこちらのシリーズも販売されていないようです。
違う形状のタイプはあるようです。
公式ページ参考にしてみてください。
玉川堂(ぎょくせんどう)公式サイト